プロフィール
劇団トマト座は、1982年(昭和57年)に発足し、1989年(平成元年)に法人化しました。以来、大人と子どもが一緒に楽しめる質の高い舞台づくりを目標に、全国の公立文化施設協議会、全国子ども劇場親子劇場、教育委員会主催公演等、北は北海道から南は沖縄まで幅広いスタンスで公演活動を展開してきました。
トマト座の由来
南米ペルーを原産地とするトマトは、荒れ果てた土地にただギラギラと太陽が照りつけるだけという植物が生息するには最悪の条件の中で、その名の通り(原語で太陽の子どもという意味)太陽のエネルギーを存分に吸収して、おいしくて栄養たっぷりな果実を実らせます。
そんなトマトにちなみ、現代を生きる子どもや私たちの演劇活動が厳しい環境や劣悪な条件をものともせず、たくましく豊かに育ってくれることを願いつけられました。
ごあいさつ
演劇教室を始める前に、先生が「目と耳と心で見てください」と話されます。
このたった一言に、まさに私たちのお芝居の真髄があると思っています。
私たちは、舞台装置・衣装・音楽・ダンスなど見た目と耳を楽しませることは当然意識して創ります。ですがそれ以上に必要なのは心に訴えるもの。見終わってからも心に残るものでなければならないと考えています。
生の舞台には生命と生命の触れ合いが溢れています。子どもたちには、夢と豊かな創造性を育み無限の将来へ希望を持って歩んで欲しいと願っています。
そんな熱い思いを日本中に届けてまいります。今後とも皆様方のご支援、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
劇団トマト座 座員一同