小学低学年対象 <プチミュージカル> 60分(休憩なし)
ぼくらの白雪姫
みんながみんなのために
原作:「グリム童話」より 脚本:だんいっせい 演出:伊東孝則
ストーリー
3時の鐘が鳴れば16才、白雪姫は立派な大人です。友達のサボテンやヒナギクは皆んなが女王に苦しめられていること。その女王と戦って敗れた王子が城に囚われていることを伝えます。姫は王子を助けようとしますが女王にかなう筈がありません。でも王子に恋をして一段と美しくなった姫に鏡の精は「この世で一番美しい」と答えました。怒った女王は猟師に命じ姫を殺そうとします。間一髪、森のカラスに助けられた姫は七人のこびとが住む谷へと逃げのびました。それを知った女王は毒リンゴを持って追い、ついに白雪姫は死んでしまったのです。姫を救え!王子が姫にキスをすれば助かる!こびと達は女王の城へと行進します。はたして白雪姫は、そして悪い女王は……?
制作にあたって
「鏡よ鏡、この世で一番美しいのはだあれ」白雪姫と七人のこびとのお話は沢山のグリム童話の中でも、最も親しまれている物語です。美しい白雪姫、やさしく勇気のある王子、そして個性豊かでユーモラスな七人のこびと達。それと対照的に嫉妬に狂う魔女の女王、腹黒い大臣、白雪姫を狙うお抱え猟師等、登場人物のキャラクターの多彩さと、息もつかせぬドラマチックなストーリーで観客をあきさせません。トマト座では美しいオリジナル曲と軽快な踊りを織り交ぜて楽しくわかりやすいミュージカルに仕上げました。お金や物も大切だけど“生きていく上で一番大切な物は何だろう”と子供達に問いかけます。
スタッフ
原作:「グリム童話」より 音楽:西村勝行 美術:ガランアート企画 | 脚本:だんいっせい 振付:宮沢明子 衣装:朝本敬子 | 演出:伊東孝則 照明:佐瀬佳明 制作:水内壽子 |